中山・辻法律事務所

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静岡マラソン                   辻 佳世子

3月2日、第1回静岡マラソンに参加しました。
名古屋ウィメンズマラソンの抽選に外れ、そこに飛び込んできた情報が、静岡で第1回フルマラソンが開催される、世界文化遺産に登録された富士山を見ながら駿河湾の海沿いを走ることが出来る、スタートは徳川家康ゆかりの駿府城址、コース途中には家康が元服した「静岡浅間神社」、家康の御霊が祀られた「久能山東照宮」がある、などという魅力的な情報でした。
海と山と史跡をめぐりながら、しかも温暖な静岡という地を走ることが出来る!、素晴らしい!!、と思いすぐにエントリーをしたのです。
当日朝、天気予報では小雨で天気は回復見込みであったのに、上がりそうもない寒い雨が降り続きます。エレベーターで偶然お会いした大会のゲストランナーのタレント勝俣州和さんと悪天候時の服装の心配について話を交わすほどの悪天候でした。
持病の腰痛が悪化していた私は、Tシャツ、ウィンドブレーカー、合羽、手袋という服装。偶然会場でお会いした同業の先輩から「完全防備だね。」と言われる程の用意周到さで挑みました。
そして、スタート。いきなりソーラー腕時計が動かなくなり焦りましたが気を取り直しむしろ自分のスピードで走れる、と考えを改めました。駿河湾に出るまでの静岡駅近辺は風がそれほど強くなく汗ばむ程になってきました。筋肉も順調に温まり、5キロ30分余り、と当初の予定通りのラップを刻んでいきました(時計はないので後で大会データーで分かりました。)。
ところが、駿河湾の海沿いの道路に至ったところ、もの凄い横なぶりの雨と向かい風。一瞬息も出来ない程冷たい空気が肺の中に入ってきました。
右手の海も空も灰色。波しぶきを上げています。左手の山も雲と雨で余り見えません。何しろ向かい風が凄く、肩がすくんで、顔を上げることが辛い程です。
とにかく向かい風と戦いながら東に向かって必死に走りました。合羽がまともに風を受けます。冷たい雨と風が容赦なく腰を冷やし、一歩一歩が腰に痛みとして響いてきました。
雨で濡れたシューズとソックスが擦れ合い、足にはマメができてつぶれているのかつぶれていないのか、合羽で下は見えません。痛みだけが増幅していきます。
30キロを越えたところで心身ともにほぼ限界を感じましたが、足を止めると強風で寒く、救護車も1時間以上待たないと来ない、寒くて待っていられない、ということでやむなく走り続けます。ウィンドブレーカーのファスナーが壊れて、前が締まらないというのも辛いことでした。
大失速をしながらも、ここまで来たらゴールまで走ることが早く暖かいところでのんびり出来る最短なルートであろうと思い、仕方なく走り続けました。
1キロ毎の表示が見えるのが段々長くなり、最後のゴールが見えた時には嬉しいという感情も何もない程疲弊した、とても辛いレースとなってしまいました。
ゴール後、シューズはつぶれたマメで真っ赤に血に染まっておりギョッとしました。
このように、辛いレースで、当日はもうフルマラソンは引退か、と思うほどでした。しかし、心身ともに回復は早く、翌日には、やはり海沿いのコースを富士山を眺めながら、家康の史跡も見て気持ちよく走りたいわ、と来年エントリ-への意欲が出てきました。
思えば、沿道やエイドの応援は、今までで一番とてもたくさんでとても暖かく感じられました。辛い状態の私をゴールまで導いてくれたのはこのような暖かい応援でした。寒い中、とても有り難いことでした。来年は良い天候の中で、是非リベンジしたいです。

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