中山共同律事務所

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ごあいさつ

 今年もあと3ヶ月となりました。しかし、厳しかった夏の暑さの余韻が残り、膚で感じる感覚ではもっと長く感じます。今年も昨年と同様、台風など自然災害が日本列島を襲い、九州方面、特に佐賀、福岡の水害や、最近では千葉方面で倒木等による通電の遅れがマスコミで報道され、災害復旧の見通しの甘さが指摘されています。行政による限界も踏まえ、予備の水、食料等災害への備えは、自ら怠らないようにしたいものです。
 政治の世界では、米中の貿易戦争、その背後にある覇権争いが収まる気配もなく、中東ではサウジアラビアの油田設備が攻撃されるなど緊張状態が益々高まっています。いずれも日本経済に重要な影響を及ぼす事態であるものの、日本に影響力を行使出来るほどの政治力もなく注意深く推移を見守るしかない状況です。また、極東では、北朝鮮が近距離で低空のミサイルを発射し続け周囲の反応を見定めようとし、韓国における革新政権との関係悪化に神経をとがらせるなど非常事態がしばらく続く情勢となっています。
 かような暗く重たいニュースが続く中、8月初旬には、全英女子オープンで渋野日向子選手が日本人として42年ぶりに優勝し、海外でもスマイルシンデレラと呼ばれ人気者となりました。最近でも、9月中旬に地元の新南愛知で行われた女子トーナメントで最終日に8打差を逆転しての優勝で話題をさらいました。8月以降の女子トーナメントで渋野選手が参加する試合ではいずれも例年を上回る観客動員数を記録するなど一人の女子選手がこれほど話題を提供したのは、昨年の全米女子オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手以来であり、日本人を勇気づけた点で高く評価しても良いのではないかと思われます。なお、比較するのもどうかと思いますが、わが中日ドラゴンズは、今年も優勝どころかクライマックスシリーズへの進出も逃しました。ただ、与田監督のもと投手陣も含め少しずつ若手が育ってきており、来年に期待したいと思うと同時に、フロント陣には巨人までとは言わないまでも、選手層を厚くするための補強費をもっと使って欲しいと願うばかりです。
 今後、消費増税の影響、オリンピック後の景気の動向、上記の米中関係、中東情勢など日本経済を見通すなかで不安な要素が続きますが、極端に不安視せずできることから着実に手を打ってかような状況を乗り切りたいものです。

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