ごあいさつ
5月1日から令和が始まりました。即位の日が祭日となり10連休という長い休みを満喫された方も多いのではないでしょうか。私は、何処へ出かけても満員ではないかと今年の連休は、自宅の片付けにいそしみました。片づけといっても、長年放置した書類の整理、古くなった衣類の整理等が主で、思ったより大変な作業でした。世の中、断捨離と言う言葉が流行っていますが、それには膨大な時間が必要ではないかと実感しました。
令和が平和で災害の少ない時代になればと誰しも願うのですが、6月中旬には、新潟、山形を中心に震度6強の地震が起きました。怪我を負った方がおられたものの、犠牲者が出なかったこと、津波等の情報に敏感に反応して多くの方が避難されたとの情報に接し、心掛け次第で減災も可能ではないかとの希望を持った次第です。
スポーツでは、バスケット、ゴルフ、テニス、野球、サッカー、卓球、バトミントン、ボルダリング等、世界を相手に活躍できる選手が現れ、毎日、ニュースのスポーツコーナーを見るのが楽しみになっています。これからは日本人の活躍だけではなく、秀でた海外の選手にも注目していきたいと思っています。
政治の世界では、相変わらず政治家の不適切発言が取り上げられ、政治家の質の低さ、単に学歴がどうのという問題では無く人間としての基本的な資質が問われているのではないかと考えます。国会では米中貿易戦争による景気減速、少子高齢化、予想される災害、1000兆円を超える負債等直近及び中長期的な政策について対案を出し合い議論されるべきではないかと思います。
法曹界では、前回お話しした改正相続法の施行が順次進み、7月1日には一つの山場を迎え、来年4月には残りの改正相続法の施行及び改正民法が施行されます。また、裁判所内では、ITを導入した裁判手続の取り組みも始まろうとしています。これからも事務所一同、時代に即応しながら良質な法的サービスをお届けできるよう、精進していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。